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【企業評価】「第34期 KDDI定時株主総会招集ご通知」から読み解く評価

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KDDIの定時株主総会招集ご通知という「投資家向けの企業の事業状況を説明する書類」が届きました。通知内容から現状のKDDIの事業状態や今後の事業予想から読み解いた企業評価や株式評価をしていきたいと思います。

 

 

第34期(2018年6月)株主総会の概要

日時:2018年6月20日(水曜) 10時~

場所:品川プリンスホテル アネックスタワー5階「プリンスホール」

議案:余剰金の処分の件、定款一部変更の件、取締役14名選任の件、監視役1名選任の件、取締役、執行委員及び理事に対する業績連動型株式報酬制度の継続及び一部改定の件

議決権講師期限:2018年6月19日(火曜)午後5時30分まで

【所感】

開催は平日なのでサラリーマンやOLは年休を取らないと行けないですね。場所は品川なので、東京近隣に住んでいる方は時間があったら出席してみても良いかも知れません。ちなみに、去年の株主総会のお土産はパティスリーキハチのバームクーヘン5個とミネラルウォーターだったらしいです。お土産狙いで行くにはちょっとコスパが悪いように思えます。退職して時間を持て余してしまう状況の人には良いかも知れません。。。

 

KDDI社長の写真

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日本の通信インフラ3社のうちの一つであるKDDIの社長です。個人的な印象はきっちりしてそうな印象を受けます。

KDDIは長期配当優待銘柄で、手堅い経営を望んでいるので、筆者の要望とマッチしていそうな経営者です。

 

配当金は16期連続増配

16期連続配当は凄いですね。やはり社会インフラ企業としてしっかりとした売上をあげられる事業領域があると違いますね。

また、配当性向も年々増加傾向にあることも投資家としてはうれしい要因です。

一方で、配当性向が上がっていると言う事は、成長性はあまり期待できないと読んでいます。既に通信キャリアは格安SIMや第4のキャリア(予定)の楽天が出てきており、国内の人口減少が進む環境ではどうしても成長には限界を感じてしまいそうです。

ただ、まだまだ通信キャリアとしてしっかりとした売り上げは上げているので長期安定保有しやすい銘柄と考えられます。

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業績ハイライト

売上高5兆419億円78百万円だそうで、やはり売上高はインフラ業界だけあって凄まじいですね。最近は格安SIMやサービスの同質化で通信インフラだけの競争では増収は望めないので、異業種へ事業領域を伸ばしていくことで増収を検討しているようです。

また、「5G」に関してはJR東と共同で「5G」を用いた走行列車での8K/4K映像伝送のサービス化を2020年目標で動いているようです。

海外事業でも、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体と共同で通信事業を行っており、モンゴルでもMobiCom corporation LLCもあり、積極的な海外の通信インフラ業の進出には将来性を感じました。

やはり、国内で培った技術を海外で展開して売り上げを広げていく戦略はどんどん取っていってほしいものですね。

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パーソナル事業(個人向け通信サービス/エネルギー・教育サービス)

売上高は3兆8,996億5百万円と全体売り上げの約77%はパーソナルになっていました。主な要因は通信料収入とエネルギー事業収入の増加です。通信料に関してはUQやジュピターテレコム、ビッグローブのMVNO契約者数と固定契約者数の拡大を目標としているようです。

また、ライフデザイン領域として「auでんき」や「関電ガスなトクプラン for au」というようにエネルギ事業を推進しているようです。

やはり最近はエネルギー事業は安定収益になりやすいので、事業領域として組み込みやすいのでしょうか。

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バリュー(個人向けコマース・金融・決済・エンターテインメインとサービス)

バリューの売上は5,217億36百万円とパーソナルに比べると小さいですが、売上高は微増し、営業利益も微増しているのでそこそこ順調です。

事業内容としては、 「auスマートパスプレミアム」という総合エンターテインメントサービスやインターネットショッピングサービス「Wowma!」や「au WALLETカード」や「aau WALLETクレジットカード」があり、auのオプション的サービスの充実やau経済圏の拡大を図っているようです。

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新技術への取り組み/中長期的な会社の経営戦略/対処すべき課題

新技術への取り組み

次世代移動通信システム「5G」の2020年サービス化を目標に取り組んでいるとのことです。ただ、5Gに関しては通信キャリア全体でのことなので、取り組んでいて当たり前的なところはあるでしょう。 

新たなIoTビジネスの創出/AIを含む先進的なビッグデータ分析については、ソラコムを完全子会社化しIoT領域のサービス創出やビッグデータ分析による様々なソリューションを提供というと響きは良いですが、現SEとしての意見としては試験研究的なところであまりお金にならず、時代についていくために実施している程度に思えます。ただ、実際にIoTやAI・ビッグデータは通信と密接に関連してくるため、少なからずこれらの領域の事業を持っておくことは将来的に役に立つと考えられます。

 

中長期的な会社の経営戦略/対処すべき課題

格安SIMによる競争激化でKDDIは苦境に立たされている中、事業戦略として「au経済圏の最大化」と「グローバル事業の積極的展開」を目指すと記載がありました。

これは、「auスマートパスプレミアム」のようなエンターテインメントや「Wowma!」のようなインターネットショッピングや「au WALLET系カード」のようなカード決済などauユーザーの消費領域を拡大するという事でしょう。ただ、この戦略は多くの企業がとっている今、なかなか厳しいのではと考えています。

一方で、ミャンマーやモンゴルなどまだまだ通信インフラが整備されきれていない地域での事業活動は今まで国内で培ってきた技術力を活用でき、しっかりと売上・利益を上げられるのではないかと考えています。

 

まとめ

いかがでしたか?最近は格安SIMが普及して通信費を下げるために大手3キャリアから顧客離れが進んでいる状況ですが、それでもしっかりと売上・利益を出せてこれているのは通信インフラだけでなく、様々な事業や海外事業に積極的に活動出来ているからだと感がています。

新たに楽天という通信キャリアも加わるとすると、これからもどんどん厳しい事業になってくるとは思いますが、それでも元の地盤が非常にしっかりしているのでまだまだ投資価値のある企業なのではないでしょうか。

証券会社のページや株アプリ上で情報を確認しているだけでは見えてこない内容も今回は皆様に紹介できたと考えています。

これからも、投資に関する独自の視点で気になる情報をお届けしたいと思いますので、気になった方は読者になって頂ければと思います。