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PMP(Project Management Professional)合格方法

成功者

PMP(Project Management Professional)は一定以上のプロジェクトマネジメント能力を保有している事を証明する国際的な資格で、転職や昇進のみならず実業務でも有効に利用できる高度難易度資格です。PMPを取得する事は、社会的にも一定のブランド力を発揮できる為、個人で取得を希望する人や会社から取得を要請される人など取得希望者の多い資格でもあります。

しかし、PMPは高額な事前研修や英語のプロジェクト経験の提出、4時間にも及ぶ高難易度の試験を全て通過しなければならず、簡単に取得できるとは言い難い資格でもあります。

筆者も取得まで非常に苦労した為、他のPMP取得希望者の参考になれればと思い、筆者の経験や合格までに収集した情報を本記事にまとめました。是非、本記事を参考にして頂ければと思います。

 

 

PMPとは

PMP(project management professional)とはプロジェクトマネジメントの標準策定や資格認定などを行っている組織であるPMI(Project Management Institute)が認定しているプロジェクトマネジメントのプロフェッショナルである事を証明する為の国際資格です。PMPを取得する事で、プロジェクトマネジメントの専門知識を有している事が国際的に証明され昇進や転職以外にも実務や様々な人からの評価向上にも役に立ちます。PMPに合格する為には、実務経験、研修、試験を一定のレベル以上でクリアする必要があり、取得難易度の高い資格となります。本サイトは実際のPMP取得者が実体験に基づき合格までの方法を事細かに記載しています。

※情報処理試験のプロジェクトマネージャ試験(PM)とは異なる資格ですので、ご注意ください。

 

PMP取得までの一連の流れ

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PMP取得までには勉強とは別に3つのステップをクリアする必要があります。

ステップ1はPMP受験に必要な研修(PM研修)を受講する事です。PMPの受験にはPMIに申請可能な35時間以上の研修を受講する必要があり、もし受講せずにPMPの受験申請を行った場合にステップ2の申請の際に監査に引っかかる可能性があります。この研修は国内ではPMP Boot Campと呼ばれていたりします。PMPの受験には必ず受講証明書が貰える研修を受講するようにしましょう。もし、受講証明書が貰えるか分からない場合は必ず受講前に講座を開催する会社に問い合わせましょう。

ステップ2では、PMIに受験者情報の申請を行います。PMIに申請する情報は様々な試験でも入力するような氏名や住所や電話番号などの個人情報に加えて、プロジェクトマネジメント経験をWebから入力する必要があります。プロジェクトマネジメント経験の入力にはいつくか気を付けなければならない点があり、安易に記載し監査に引っかかりPMPが受験出来なくなる場合があるので、記載方法を事前にしっかりと理解しておく必要があります。本サイトではプロジェクトマネジメント経験の記載方法も解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

ステップ3はPMPの試験を受験し合格する事です。PMPの試験は4時間で200問を解くという大変な試験です。また試験料は555ドル(1ドル110円計算で約6万円)と高額なため、3回まで再試験する事が可能とは言えお財布的にも厳しい試験となります。多くの方は一発合格したいと考えていると思いますので、本サイトの勉強方法もぜひ参考にして頂ければと思います。

余談ですが、筆者はPMBOK第5版の際に受験し全てのセクションでAbove Target(全てのセクションで高得点)を取得していますので、しっかりと合格したい方は参考になると思います。

 

PM研修の効果的な受講方法

PMP受講に必要な研修としてPM研修があります。PM研修は国内の研修会社ではPMP Boot Campという研修名で販売されている事が多いです。このPM研修の内容は多くの場合、PMP試験対策用の研修になっている場合が多く、プロジェクトマネージャーとしての能力向上のための研修では無い場合があります。PM研修をプロジェクトマネジメントを軽く学習に行こうと考えて受講すると、あまり実務に役に立たない研修を受けたように感じてしまうかも知れません。一方で、PMPを合格する為に受講するならば非常に重要な研修となるので、PM研修はしっかりと受講する事が望ましいです。

PM研修の効果的な受講方法は3点です。

  • PMBOKの事前学習を一通りしておく事
  • 研修中は重要ポイントを後で学習し直せるようにメモを優先する事
  • 聞き逃した重要ポイントは必ず質問する事

 

PMPの試験は10時間や20時間勉強するだけで受かるような簡単な試験と思わない方が良いです。PMPの合格のために必要とされる目安時間は100時間以上と言われています。このため、研修では理解も大事ですが、一番大事なポイントは後日見返した際に復習しやすいノートや教科書になっているようにメモを取る事です。受講のスタンスとしては後日しっかり勉強する為に研修の中身を残すようにする事です。また、事前学習をせずにPM研修に臨むと詰め込む内容が多すぎて、研修途中で頭がパンクしてぼーっとしている時間が多くなってしまうかも知れません。このため、PMPの参考書を一通り読む程度はしておき、研修時はしっかりと講師の発言内容を理解しながらメモを取れるようにしておくと良いでしょう。

注意点としては、PM研修では最終日に受講証明書が渡されるはずですので、次の受験申請の際に必要となるので必ず持ち帰るようにしましょう。

 

PM Experience(プロジェクトマネジメント経験)の記載方法

PMPの受験前にはPMIに受験者情報を申請する必要があります。この受験者情報の中には、EducationとしてPM研修の情報やPM Experienceとして経験してきたプロジェクト情報を記入する必要があります。これらの情報をPMIのサイト(米国本社のサイト)にログインし入力する必要があります。PMIのサイトは以下となります。

PMI | Project Management Institute

全て英語の為、入力の際は最新の注意を払いましょう。まず、PMIのサイトからログインのアカウントを作成しましょう。アカウント作成後にPMPの受験者情報を入力していきます。その際は、PMIのサイトにログインし、Certificationsタブの中からProject Management Professional (PMP)®を選択し、APPLY NOWをクリックしましょう。そこから、受験者情報を入力しましょう。個人情報の入力方法は、丁寧なPM研修ならば教えてくれるはずです。

PM Experienceの入力内容は大きく3点です。

  1. プロジェクトのテーマ
  2. プロジェクトマネジメント業務の時間
  3. プロジェクトマネジメント業務の詳細説明

プロジェクトは期限があり、ユニークな業務であれば良いので、プロジェクト人数が2人~3人でもプロジェクトと呼べます。また、プロジェクト開発費用の過多は気にせずに記載出来ます。プロジェクトは複数案件記載可能なので、いっぱいアピールしようと多く書きすぎると、逆にミスが発生してPMIから監査という形で質問され大変な事になるかも知れません。可能であれば大規模な(プロジェクトマネジメントの業務時間を稼げる)プロジェクトを選択し記載していく事が戦略的と言えます。

 

1.プロジェクトテーマの記載方法

プロジェクトテーマは自身がマネジメントしたプロジェクトを端的に記載すれば良いです。例えば、『ショッピングサイトの新設』や『顧客データの管理データベース開発』などです。わざわざ『〇〇〇社のショッピングサイトの新設』や『〇〇〇病院の顧客データの管理データベース開発』などと客先情報を記載する必要はありません。

 

2.プロジェクトマネジメント業務の時間

実際にマネジメント業務に携わった時間を、PMBOKの5つのプロセスの中でどのプロセスに従事したのか従事した時間を入力します。このプロジェクトマネジメント業務の時間を入力する際には注意が必要です。

  • 各プロセス全ての時間を計上する
  • プロジェクトマネジメント業務の詳細説明で記載したプロセスに関係ないプロセスに計上しない
  • 立上げプロセスや終結プロセスの時間が多すぎない

まずは、複数のプロジェクト説明を記載する人は各プロセスの時間がしっかり計上されているか確認してください。次に、プロジェクトマネジメント業務の詳細説明でプロジェクト憲章の作成を記載しているにも関わらず立ち上げプロセスの時間を計上していないというような概要と計上時間がちぐはぐにならないように見直しましょう。また、立上げプロセスや終結プロセスの知識エリアは他のプロセスと比べて少なく、マネジメントに掛かる時間も少ないと予想されるので、終結プロセスの方がプロジェクト実行の時間よりも多いというような疑問視されるような時間計上の仕方は避けた方が良いでしょう。

 

3.プロジェクトマネジメント業務の詳細説明

自身のプロジェクトマネジメント業務の詳細説明は英語で300文字~550文字で記載する必要があります。英語で550文字と聞くと心配になる人もいるかも知れませんが、必須の記載事項と書き方を理解していれば550文字ですら少なく感じてきますので安心してください。

まず、記載内容は3点です。

  1. プロジェクト目的・概要(Project Purpose・Overview)
  2. マネジメントの成果物(Deliverable)
  3. 結果・役割(Results・role)

1.プロジェクト目的・概要

プロジェクトの実施理由やどんなプロジェクトを実施したのか簡潔に記載します。例えば、『ショッピングサイトの新設』テーマに合わせるならば、『顧客の要望に合わせたショッピングサイトのシステムを開発する事』または、『顧客の要望に合わせて、ショッピングサイトに必要なプログラム、装置を導入した』なども良いかも知れません。どちらにせよ、しっかりとどんなプロジェクトなのか分かるように記載する必要があります。

2.成果物

PMBOKの用語を用いて、どんな成果物を作成したのか記載します。例えば、『WBS、プロジェクト・スケジュール、プロジェクト資金要求事項』などです。どれもPMBOKのアウトプットに記載されている内容を記載する事が無難でしょう。PMBOKの英語表記が分からない方はネットで調べても良いですし、PMBOKガイドを購入しても良いでしょう。他サイトでは、リアル感を出す為に自分の言葉で書くべきと記載もありますが、必須条件はPMIが考えるマネジメントの成果物になっているかです。リアル感を出す為に意味不明な成果物を書くくらいであれば、しっかりとPMBOKに載っている表現に合わせておく方が誤解が減るはずです。

 

3.結果・役割

結果・役割ではプロジェクトマネージャーとして実施した内容をPMBOKの用語に合わせて記載します。この際に、成果物では書ききれなかった内容も若干追加しても良いでしょう。この部分の記載内容としては、『スケジュール、コスト、品質の管理』や『ステークホルダー特定』などPMBOKの用語で実施内容を記載出来たら無難でしょう。 

 

プロジェクトマネジメント業務の詳細説明で重要なポイントは3点です。

  • マネジメント(管理)以外の事は書かない
  • マネジメント実施時間で計上した各プロセスに対する成果物と結果がある事
  • PMBOKに載っている言葉で書く

これらをしっかりと意識して記載出来ていれば記載内容がおかしくて監査の電話が掛かってくるようなケースは減るのではないでしょうか。

また、結果として目的の達成が分かる内容の記載も欲しいところです。

 

PMP合格のための勉強方法

PMP合格のための勉強方法として意識する事は3点です。

  • 勉強時間
  • PMBOKの理解
  • 実問題集での訓練

 

勉強時間について 

PMP合格に必要とされる勉強時間は最低100時間と言われています。ただ、実際のところは個人差があり、プロジェクトマネジメント経験が豊富でしっかりPMBOKを意識したマネジメント業務をしている場合は、40時間程度で合格したという人もいるようです。ただ、PMBOKを知らなかったり、マネジメント業務の経験が浅い場合は100時間でも少し不安を感じる数字となります。もし、PMBOKを知らなかったという方が一から勉強するならば、125時間以上は時間を確保するようにスケジュールを組む事をお勧めします。

また、学習スケジュールですが、平日あまり時間が取れない人や土日集中して勉強するのが苦手という方は極力数か月前から学習する事が望ましいです。半年前から学習しだした場合、平日30分、土日2時間計算で5カ月前から学習を始めたら125時間は余裕で突破出来るようになります。4カ月前からでも試験前にしっかり集中して学習に取り組むことが出来れば125時間は学習できるでしょう。

PMP学習のスケジュールは試験受験までの業務の忙しさやプライベートの忙しさを考慮してスケジュールを組むようにしましょう。

 

PMBOKの理解

数年前のPMP試験はPMBOKを暗記しているだけでも合格出来ると言われていましたが、最近の傾向としては理解を問われる問題が多いと言われており、PMBOKの暗記に加えて理解も必要となります。必ず、各プロセス間の関連性を意識して学習してください。可能であれば、プロセス関連図として、関連プロセスのインプットとアウトプットを図に描いて学習すると理解が深まるので良いです。

 

問題集での訓練

PMBOKの暗記・理解だけでは解けないPMP特有の問題があるので、必ず複数の問題集を繰り返し解いて問題慣れしてください。また、分からなかった問題は分からなかった理由を明確にしておくことようにしましょう。本番の試験で類似問題が出た際に、問題集で解いているはずだが、答えを一つに絞れないという場合が多発するでしょう。極力問題集で分からなかった問題は問題集の解説を元に参考書でも調べて理解をするようにしてください。

 

筆者の勉強方法

[勉強時間]

トータル勉強時間:約120~125時間

筆者は2017年の9月頭に受験で、実際に学習を始めたのが4月からになります。

このため、実質5カ月程度の学習期間となりました。また、学習の軌跡としては、以下のような勉強時間で学習を進めました。

4月:10時間

5月:20時間

6月:20時間

7月:20時間

8月:35時間

9月:15時間

直前1週間は追い込みで学習時間を増やしました。ただ、数か月前はだいたい1時間未満程度で学習しました。もう少し密度濃く学習する事が出来ればトータル勉強時間は100時間未満でも合格出来るかも知れませんが、しっかりと一発合格したい人はしっかりスケジュールを立てて余裕を持った学習計画を立てる事をおすすめします。

[勉強内容]
  • PMPパーフェクトマスター:2周
  • PMP虎の巻:1周
  • グローバルナレッジの研修で貰った紙の問題集:2周
  • グローバルナレッジのASP問題集:3周
  • グローバルナレッジの教科書:2周+上記問題集の復習の際に参照
  • プロセス関連図作成:自分で理解した内容をノートに関連図としてまとめた
[勉強方法]

各種参考書の読書はスマホのストップウォッチ機能を利用して、時間を計りながら実施しました。また、通勤の電車の中で15分程度の少ない時間でも時間を計り読書していました。また、問題集の実施は自宅や最寄りのカフェでスマホで時間を計りながら実施しました。プロセス関連図の作成では、理解が進んだタイミングで都度実施しまし、各プロセスの関連性を理解するように努めました。

ちなみに、証拠として筆者のPMPの点数を以下に載せておきます。

筆者と同程度学習すれば、安全にPMP合格出来ると予想できます。

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本ページについて

本ページは筆者のPMP受験の経験に基づく情報を記載しております。本ページの趣旨は読者の皆様のPMP合格を応援する位置づけとなります。本ページは執筆者が受験時の情報となり、一部古い情報が記載されている可能性があります。必ずしも合格を保証するものではありません。また、PMPの研修やPMIへの受験申請、PMP受験に関わる一切の責任は本サイト(筆者)では負いませんのでご了承下さい。皆様のPMP合格の参考になれれば幸いです。

 

 

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